現在の日本でも、食事の欧米化が問題になっています。
穀物や野菜を主とした伝統的な日本食から離れ、
手軽に食べられるファストフードなどの浸透なども、
日本人の食生活が大きく変わった理由の1つでしょう。
食事内容として特に大きく変化したのは、肉類を食べることが増え、
脂肪の摂取量が増加していることです。
かつての日本では、ごはん、味噌汁、納豆、焼き魚、
漬物、煮物などが食卓に並ぶ料理でした。
しかし、現在の日本では、主食はお米とは限らないですし、
魚より肉と言うように魚を摂取する機会も減っています。
また、野菜の摂取も、添え物程度にキャベツやレタスが
並んでいるということも多いのではないでしょうか。
これとは逆に、脂肪分の摂取はかなり増えましたね。
これは日本人の生活リズムとも関係していますが、
ファストフードやコンビニ弁当が普及したのも原因に数えられると思います。
コンビニ弁当は揚げ物が多いですよね。
これは揚げ物類が日持ちするためのようですが、
食事内容としては脂肪(油)を余分に摂取してしまうものです。
また、ファストフードで脂を使わないメニューはあまり聞いたことがありません。
これらの結果として、高脂血症が増加傾向にある
・・・という調査結果が出ているんですね。
高脂血症は、現在「脂質異常症」というのが正しいそうですが、
高脂血症の方がある意味、どんな病気かわかりやすいですね。
それはさておき、高脂血症が増加したことで日本の食生活の問題も
大きく取り上げられるようになったと言えるかもしれません。
高脂血症も食事をはじめとする生活習慣が大きく関わっています。
生活習慣を改善することで高脂血症もかなり良くなります。
もし心当たりのある人は、高脂血症が他の大きな病気を招く前に
生活習慣の改善を試みてはいかがでしょうか?
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