2011年1月22日土曜日

高血圧について|高血圧の予防と対策①

中年以降から年配の方まで、会話のなかで飛び出すのが、
「血圧が高いんです。」とか「高血圧なんですよ。」という言葉です。

単純に考えれば、血圧が高いのが高血圧ですが、
血圧について、もっと詳しく考えてみませんか?

まず、血圧というのは、血液が動脈を流れる時に血管壁を押す圧力のことです。
つまりは、心臓から拍出される血液と細動脈の収縮に影響を受けるものなんですね。

会社員であれば、少なくとも毎年、健康診断で血圧を測りますが
血圧の検査では最高血圧と最低血圧の2つを測定してます。

普段の会話では、「上」の血圧とか「下」の血圧なんていいますが、
上の血圧とは、心臓の収縮時に血液が大動脈に押し出されることで、
大動脈に圧力がかかります。この圧力のことを「最高血圧」と言うんですね。

また下の血圧は、心臓の収縮が解けると時、大動脈が元に戻る力を利用して、
末梢血管にまで血液を送り出すのですが、
この時にかかる大動脈の圧力を「最低血圧」と言います。

● 最高血圧 140(mmHg)以上 
● 最低血圧  90(mmHg)以上

この血圧が上記の場合、高血圧と診断されるそうです。
高血圧になると脳卒中や心臓病、動脈硬化などの病気に発症する
可能性がとても高まります。

高血圧は、高血圧そのものよりも、他の病気を誘発したり、
他の病気の症状を悪化させることの方が怖いかも知れません。

さて、高血圧は自覚症状がない場合も多々あります。

特に肥満(メタボ)している場合、肥満による症状なのか、
高血圧による症状なのか、よくわからない場合もありますから
尚更、注意しなければなりません。

このように、高血圧は甘く見ずに、早めに対処することが大切で、
現在、血圧が正常な方も高血圧にならないように
予防していくことがとても大切ですね。

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