2011年1月24日月曜日

高血圧に効果的な食材とは?|高血圧の予防と対策③

高血圧の予防と改善のためには、食生活がとても大切です。
今回は高血圧の方が日々の食事に加えてみて欲しいお勧めの食材をご紹介します。

ただし薬のようにすぐに効果でるものではないので気長に続けることが大切です。
高血圧の方にとくにおススメしたい食材が納豆とトマトです。

もちろん、納豆とトマトを一緒に食べることを勧めているわけではありません(笑)

さて、納豆は日本の伝統的な健康食品ですね。

納豆は、大豆からできていますが、
この大豆には、大豆ペプチドや大豆イソフラボン、大豆サポニン・・・など
高血圧を予防に効果的と言われる成分が豊富に含まれています。

また、ミネラルにはそれぞれ拮抗する働きを持つミネラルがあるのですが、
血圧と関係するナトリウムと拮抗関係にあるのがカリウムやマグネシウムです。
このカリウムやマグネシウムも大豆には豊富なんです。

ちなみに拮抗するというのは、排出すると考えれば分かりやすいかもしれません。

このように栄養豊富な大豆ですが、納豆では更に発酵という手順を取ることで、
大豆本来の成分を強化したり、本来なかった成分も加わっています。

特に、納豆菌が作るプロテアーゼという消化酵素は、蛋白質を分解する酵素です。

このプロテアーゼが大豆タンパク質を分解する時、
アンジオテンシン変換酵素という
血圧を上昇させる働きを抑制する物質が作られるそうです。

ですから毎日、納豆と血圧が上昇させるのを抑制できるかも知れないですね。


さて、次にお勧めなのが「トマト」です。

先程、ナトリウムと拮抗するミネラルにカリウムやマグネシウムがあると書きましたが、
「トマト」にはカリウムがとても豊富なんですね。
また、リコペンなどのファイトケミカル(フィトケミカル)も含まれています。

トマトを食べることでカリウムの働きで余分な塩分を体外に排出してくれるそうです。
もちろんカリウムが豊富な食材はトマトだけではなく、野菜全般に言えることです。
減塩することは大変ですが、野菜を多く食することで、
塩分のマイナスの働きを抑制することが可能なんですね。

そして、そんな野菜の中でも「トマト」はとても多くのカリウムを含んでいることが、
トマトをお勧めする理由です。

その他にもお勧めしたい食材はいろいろあるのですが、
それはまたの機会に書きたいと思います。

最後にそうそう、忘れていました。
忙しいサラリーマンの外食でお勧めなのが蕎麦です。
蕎麦も血圧を下げるのに有効な食材の1つです。
ただし、蕎麦を食べる時は、蕎麦つゆの取りすぎは注意してくださいね。

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