2011年1月16日日曜日

メタボリックシンドロームと生活習慣病 その①

中年以降に気になるのが、肥満、メタボですね。

メタボは正式にはメタボリックシンドロームのことで、
内臓脂肪型の肥満に高血糖、高血圧、高脂血症の3つの内
2つ以上に当てはまる場合を言いますが。

中年になると全て揃ったパーフェクト・メタボの方も多いですね。

ちなみにメタボの判定基準の1つにウェストのサイズがあります。
女性はウェスト90cm以上、男性は85cm以上です。

メタボになると様々な病気に罹るリスクが高まると言われています。
ですから、メタボ対策は将来、病気で苦しまないためにも大切な予防となります。

メタボは生活習慣によって起こりますが、主に影響を及ぼす要因が、
ストレス、食事、運動、睡眠を含めた生活のリズムです。

ストレスは脳や自律神経に影響を与えます。

ストレスのはけ口として過食してしまうということを良く聞きます。

ストレスがかかると交感神経が緊張します。
その逆に食べ物を食べると副交感神経が優勢になるそうです。

このようにストレスによる神経のバランスを取るために過食してしまう場合があるわけです。
しかし、これが長期に渡ると過食による肥満などの悪影響が出てきてしまいます。

食事そのものメタボや生活習慣病の原因になる大切な要素です。

食事において注意することは、規則正しい食習慣と食事の内容ですね。
食事を食べたり、食べなかったりということは体のリズムを乱す原因です。
たとえば、胃酸の分泌は食事のパターンの影響を受けやすいので、
食事を抜くと胃酸の分泌が乱れて胃酸過多、逆流性食道炎を起こしやすくなります。

また、食事には内容も大切です。

現代の日本は食べるものに困ることはありませんが、
体が必要とする栄養素のバランスが極端に崩れている人も多いのです。

特にメタボと関係するのは、カロリーは過剰なほど摂取しているのに、
体が正常に機能するために必要なビタミン、ミネラル、酵素、食物繊維などの
栄養素が不足していることです。

栄養素には、エネルギーとエネルギーを作ったり、
正常に体を機能させるための2つの栄養素がありますから、
この2つの栄養素をバランスよく摂取する必要があります。

現在は、様々なサプリメントが販売されているので、
不足しがちな栄養素を補うために、
このようなサプリメントを利用するのも良いかもしれません。

しかし、栄養の基本は食事であることをお忘れなく。

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