2011年1月23日日曜日

高血圧について|高血圧の予防と対策②

高血圧になる可能性は、中高年の場合、皆に平等にありますから(笑)、
現在、高血圧でなくとも、決して他人事にはできません。

血圧は常に一定というわけではないので、
健康診断などで測定した時、たまたま血圧が低い周期にあって、
血圧が正常と判定されることもありますので注意が必要です。

最近は、24時間血圧と言って、30分から1時間単位で血圧を測定して、
高血圧の治療方針を決めることもあります。

さて、普段から血圧が高めだと、更に少しくらい血圧が上がっても、
これといった自覚症状を感じない場合が多いので、
知らずに放置してしまう人が少なくありません。

高血圧の基準は、最高血圧が140で、最低血圧が90ですが、
現実にこの数値を上回って高血圧になっている人が、
日本にはどれくらいいるかご存知ですか?

・・・なんと、日本全国で3000万人以上もいるそうです。

これは単純に計算すると、日本人の4人に1人は高血圧であるということです。

しかし、実際には高血圧の人は、中高年に集中していますので、
50歳以上で見ると、この数値は2人に1人は高血圧ということになります。

2人に1人が高血圧というのは、さすがに驚きですね。

これはいろいろな原因が考えられますが、
高血圧を治療しないで放置している方が非常に多いと言うのも
理由の1つとして考えられます。

高血圧は、それ自体でおこる症状より、
他の病気を誘発したり、他の病気を悪化させることで、
取り返しがつかないことになることがありますので、
症状がなくても、早めに治療することを切にお勧めします。

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