高血糖、高血圧、高脂血症は中年以降に注意しなければいけません。
今回はその中で、高血糖と関係する血糖値について書かせて頂きます。
中年になると、血糖値コントロールすることは重要ですね。
現在日本では糖尿病の疑いのある人は、全国で約800万人もいるそうです。
糖尿病予備軍をこれに加えると1,500万人を越えるそうなんですね。
しかも、40歳以上になると10人に1人は糖尿病か、糖尿病予備軍なのだそうです。
糖尿病を予防するためには、血糖値を安定させることが大切です。
一度、糖尿病になってしまうと完治させることは容易でないことはご存知だと思います。
ですから糖尿病になる前に予防することが大切なんですね。
そのために大切なことは血糖値を安定させておくことです。
血糖値を安定させるというのは血糖値を正常な範囲に抑えておくということです。
砂糖などの甘味料だけでなく、お米やジャガイモ(ポテト)などの炭水化物は、
消化されブドウ糖になって血液中に入ります。
そして、その糖が血液に入ったものを血糖と言います。
血糖は脳や体のエネルギーとなる大切なものなのですが、
この血糖が多すぎると様々な悪さをするわけです。
過剰な糖はメタボとも関係します。血液中の余分な糖は、
脂肪になって体内に蓄えられるからです。
では、血糖値の正常値はどのくらいなのでしょうか?
血糖値は常に変動しているものですが、正常値は70~130程度と言われています。
健康な人は70~130という範囲の中で血糖値が安定しているんですね。
糖尿病になりやすい人は、この範囲を超えて食後などに急に血糖値が上昇したり、
空腹時に急降下する傾向があるようです。
もちろん高血糖イコール糖尿病ではないのですが、
血糖値を安定させることが糖尿病の治療として大切です。
それだけでなく、糖尿病になる前に血糖値を安定させるようにしていると
糖尿病になるリスクを抑えること可能なのだそうです。
また、最近増加している精神疾患も血糖値の急な上昇や低下が関係しているようで、
血糖値の上下の波と情緒が連動している可能性があるそうですよ。
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