メタボとダイエットは切っても切り離せませんが、
ダイエット自体がつらいもの。
そんな中でメタボ対策として人気があるのが「お茶」です。
お茶ダイエットのやり方はとても簡単です。
水分補給のために普段飲んでいる水分をお茶に変えれば良いのです。
もちろん、糖質を多く含んだ炭酸飲料や缶コーヒー、ジュースは厳禁で、
スポーツドリンクの飲み過ぎにも注意する必要があります。
日常飲んでいるジュースやコーヒーなどをお茶に変えることは、
ダイエットに有効と考えられています。
しかし、これまで缶コーヒーやジュースをたくさん飲んできたなら、
お茶ダイエットは、始めの内は結構つらいかもしれません。
今まで意識せずに摂取してきた「糖質」が摂取できないからです。
「低血糖」という症状をご存知でしょうか?
血糖値は上がったり、下がったりを繰り返しています。
健康な場合、この血糖値の上下は緩やかなサインカーブを描くのですが、
砂糖などの血糖値を上げやすい糖質をたくさん摂取していると、
血糖値が急にグンと下がり、精神的、肉体的に元気がでなくなります。
低血糖の傾向がある場合、この血糖が下がるタイミングで、
甘いもの、甘いドリンクを飲んで血糖値をあげているんですね。
でも、甘いドリンクを飲むと血糖値があがりますが、
残念なことに「急激に血糖値」を上げることに繋がりますし、
大量の糖質を摂ってしまうことになります。
これが低血糖を慢性化し、また、糖質が脂肪に変わることで、
太ってしまうわけです。
そんなことから甘い物の摂取を減らすことは大切ですが、
甘いものを急に断つと辛い思いをする場合があるんですね。
このような状況を予防するためには、
例えば、日に4回飲んでいた糖質が多い飲み物を
日に3回、2回と徐々に減らし、
減らした分をお茶に変えて行くと良いでしょう。
このように徐々に生活習慣を変えることで、
体を新しい習慣になじませて行くわけです。
これは何もお茶ダイエットに限りません。
また、飲み物をお茶に変えるだけでなく、食習慣も同時に見直す必要があります。
特に血糖値が急激に上下しない食べ物を食事に取り入れることが大切です。
「血糖値が急激に上下しない食べ物」はGI値が低い食べものを指しますが
このGI値については別の機会に書きたいと思います。
さて、簡単だけど、実は難しいお茶ダイエットですが、
最近は脂肪吸収を抑えるお茶なども販売されていますから、
まずは、むずかしいことは考えず、
このようなお茶を摂り入れてみるのも1つの方法ですね。