2011年2月2日水曜日

腸内細菌と悪玉菌について|腸内環境と腸内細菌①

若い頃は便秘とは無縁だったのに、
この頃はお腹の調子が優れないという中高年の方は多いと思います。

しかし、最近では若い人でも便通異常などで
お腹の調子が優れない人が増えています。

さて、このお腹の調子と切っても切れない関係にあるのが
腸内環境と腸内細菌です。

今回は、この腸内環境と腸内細菌について書かせて頂きます。

私たちの腸の中では、100種類、100兆個以上の細菌が住んでいるそうです。
人間は細菌と共生して生きているんですね。

腸内細菌は、大きくは3つのカテゴリーに分ることができます。

それが次の3つです。

 ・善玉菌
 ・悪玉菌
 ・日和見菌

この3種類のカテゴリーの腸内細菌のバランスが保たれることで、
腸が健やかに機能するわけです。

軽く考えると善玉菌だけの方がよいと思われるかも知れません。
しかし、もし悪玉菌が存在しなくなると、善玉菌は弱体化してしまうでしょう。

ですから、善玉菌が優勢な状態でバランスを保つことが大切です。
要は腸内細菌のバランスがとても大事ということです。


【悪玉菌】

悪玉菌と言われる腸内細菌には、ウェルシュ菌などの細菌がいます。

悪玉の腸内細菌が増殖すると腸内環境が乱れて、
便通異常をはじめいろいろな不快な症状が表れやすくなります。

悪玉菌のエサは、消化管でしっかりと消化できなかった不消化物です。

特にお肉などの蛋白質がしっかり消化されないと
これが悪玉菌の好物で、悪玉菌を増殖させてしまいます。

悪玉菌は腸内で毒素を作り出します。

どのような毒素かというと、インドール、スカトール、
アンモニア、硫化水素・・・などです。

もし、臭いの強いガスがでるのなら、悪玉菌が優勢になっていて、
これらのインドール、スカトール、アンモニアなどの臭いの元を
たくさん作っているのかもしれません。

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